材料を使いきること、、、感謝してること

僕は嫌いな食べ物がある。セロリ、食べるのに手間のかかる食べ物、ローズマリーとかの香草、その他いろいろある。

嫁にお願いしたいことがある。僕はグリーンピースは嫌いではない。好きでもない。普通です。グリーンピースの混ぜご飯(我が家ではマメご飯といってる)は子供の頃好きだった。でもそれは、塩等の味がついてるご飯だったからだということがわかった。普通のご飯にグリーンピースがのってるだけなのは好きではない。しかもグリーンピースが多くなればなるほど嫌いに近づいていく。たぶん、材料を使いきろうとしてるんだと思うけど、そうすることによって食べる量が減ってしまうということに気づいてほしい。

僕はトマトは嫌いではない。どちらかというと好きなほう。普通に切っただけのトマトが好きだ。たまにはトマトを野菜炒めの具にしたり、スープの具(トマト風味のスープではなくて具としてのトマト)にしてもおいしいと思う。でもトマトだらけの野菜炒めはおいしいとは思えないし、出てくる料理すべてにトマトが使われてるとちょっと困る。イタリア人は喜ぶかもしれないけど、僕は喜べない。キュウリもそうだ。僕はご飯を食べる前に野菜を食べるのが好きだ。生のキュウリを食べるのも好きだ。モロキュウも喜んで食べる。だけど、キュウリだらけの野菜炒めは勘弁してほしい。いろいろ手のこんだ料理を作るのは大変だと思う。いつも同じ料理は飽きるからそうしてるんだと思う。料理は手間やヒマをかけたほうがおいしいっとよく聞く。このことは間違いないと思うけど、手間やヒマは料理を作る人だけではなくて食材を作る人も含まれてるんじゃないかと思う。だからトマトもキュウリも生のままでも十分、手間やヒマかかってるんじゃないかな。だからおいしいんじゃないかな。

体に気を使ってくれてるのはとてもありがたい。でも薄味すぎることがちょっと困る。素材の味を生かしたいのかも知れないけど、臭みだけが残ることもあるきがする。2歳の子供は味に正直かもしれない。年に数回行く実家ではよくおかずを食べるけど、自宅ではほとんど白いご飯しか食べない。自然の味を理解させるためにそうしてると思うけど、子供が食べなかったら理解できないんじゃないかな。子供が母乳をのまくなるからと粉末ミルクをあげるとき2倍か3倍に薄めてたことを思い出す。味の薄い厚揚げを食べるより豆腐を食べたほうがおいしく感じる。子供も豆腐はよく食べるのはそういうことじゃないかな。現代人は濃い味に慣れてるからっというのはその通りな気がする。僕は濃い味の中で育ってきた。だけど、現代にあんまり染まってない子供も食べないというのは自然な味というより少し味が薄すぎるんじゃないかな。自然な味という点では、子供は生のキュウリもトマトも食べる。キャベツやニンジンは苦手みたいだけど。

僕はハンバーグが好きだ。子供もハンバーグが好きだ。少しオカラが入ったハンバーグも好きだし、豆腐の入ったハンバーグも好きだ。最初にオカラや豆腐の入ったハンバーグが出てきたときはおいしかった。次にオカラや豆腐の入ったハンバーグが出てきたときは少し違和感があった。その次にオカラや豆腐の入ったハンバーグがでてきたときはモサモサしてた。たぶん入れすぎだと思う。材料が余ったのか健康に気をつかったのかはわからないけど、一線を越えたんだと思う。一度超えると戻すのが大変みたいなら入れないという選択肢があることを思い出してほしい。ハンバーグはオカラや豆腐が入ってなくてもハンバーグなんだ。初めて煮込みハンバーグを作ってくれたとき本当においしいと思った。でもこの間の煮込みハンバーグは、よくわからなかった。いろんな野菜が入っていたことはわかるけど、どうしてソラマメが入ってるかがわからなかった。ソラマメの匂いがきになって仕方がなかった。僕はソラマメは好きではないけど、ゆでたのがでれば皮をむきながら食べる。単品で食べるときはそういうもんだと思ってるからか匂いも気にならない。でも煮込み料理に入ってたり野菜炒めに入ってたりするととたんにその匂いが気になってしまう。できれば、ソラマメは煮込み料理や野菜炒めに入れないでほしい。あと枝マメもそうだ。これからたくさんもらうことになるかもしれないけど、ゆでた枝マメは最高だ。だけど、野菜炒めとか味噌汁の具としてはイマイチな気がする。僕は飽きないけど、あなたが飽きるのなら野菜炒めや味噌汁の具にしたほうがよいと思う。でも材料を使いきろうとしているだけならゆでるところでとめておいてほしい。僕は食べる。

僕は小学生の頃、おばぁちゃんのチャーハンはそんなに好きではなかった。土曜日の昼はおばぁちゃんがチャーハンを作ってくれた。ある日、おばぁちゃんはチャーハンの素を使うようになった。その日から僕はチャーハンが好きになった。おばぁちゃんのチャーハンが好きになった。残念ながら僕の味覚はその程度だ。

豚肉の匂いを消すためにローズマリーやタイムをいれるみたいだけど、僕にとってはその匂いがダメなのだ。あなたは加減してるというけれど、僕にはダメなのだ。香草がきつすぎると石鹸を食べてるような気がしてしまうのだ。お店で食べる香草パン粉焼きとかは食べれるので少しの香草なら対応できると思う。あなたは鼻が悪くて匂いがわからないというが、それなら使わなければよいと僕は思ってた。最近、量を減らしてくれたり、使う機会を減らしてくれてることにとても感謝している。僕のわがままを聞いてくれてありがとう。

ショウガも匂いを消すのに大活躍だと思う。風邪の予防にもなると聞いている。でも肉じゃがを食べたときショウガの少しスーっとするような味がすると少し気分が下がる。ショウガをたくさん使う料理もあると思うが、少しだけ使う料理のほうが多いんじゃないかと思う。たまに料理番組をみるとショウガは大目にいれたほうがおいしいですっと言ってたけど、場合によると思う。味が薄くてショウガがスーッとする肉じゃがは、食べたときに気分がさがる。肉じゃがの肉の臭みをショウガ以外でとる方法があればよいなーっといつも思ってる。

一時期、毎日ブロッコリーがでてきたときはウンザリした。そのおかげで僕はブロッコリーを食べるようになった。僕はよく口内炎で悩まされていたけど、最近あまり口内炎にはならなくなった。これは規則正しい食事とあなたが僕にブロッコリー嫌いを克服させてくれたおかげだ。

いろんなことを書いたけど、毎日料理を作ってもらって感謝している。お弁当があるから安心して会社にいける。僕の味覚は、あまりよくない。合わない味については敏感に反応するが、合ってる味については通りすぎてしまう。感謝を言っていないと思うが、何も言わずたくさん食べてるときはおいしいということなのだ。なので、ほとんど毎日おいしいということなのだ。

結局、こんだけの文章を書いてもほとんどが苦情になる。これは味覚といっしょで、自分に合わない点は気がつくが、自分に合ってる点は気づかないという僕の性格のためだ。僕は気づいていないたくさんの感謝が本当はあるが、なかなか気づくことが出来ない。気づくようにしないといけないと思う。

最近、食器を洗うのを手伝うようになって、何かほしいものがあるの?っとあなたは聞いてきた。ほしいものは特にない。少しでも感謝の気持ちをあらわそうと思って手伝ってる。食器洗浄機への入れ方が気に入らないみたいだけど、少しずつ上手になると思うので、あと少し待ってほしい。

最後に、いままでおいしい料理を作ってくることに感謝しています。先のことをお願いするのは失礼に当たると思いますが、これからも宜しくお願い致します。